ご自身で準備するインナー小物は、何でも良いかと思いがち…でも一番最初に身に着けるアイテムなのでおざなりにすると思わぬ事態にも。
今回はストレスフリーな小物選びのアドバイスです。
ストッキングはトイレの際に上げ下げする必要がない、太腿からつま先までのガータータイプがお勧めです。
花嫁のトイレ事情は、頭を下げられない(ヘアーが崩れる、ティアラが落ちる)、ネイルが外れないか…等々、意外と気を使います。
またウエストは、ショーツやガードル、インナー、パニエのゴム等々、何重にも重なって締め付けられてしまうことも。
そこでパンストタイプよりガータータイプが使いやすくて安心です。
ガーターベルト無しで着用できるタイプも沢山ありますので着用も簡単です。
歩くときにドレスの裾を持ち上げたり、階段の上降の際にとちらっと見える足元は意外に目立つことを意識して、カラーはドレスとシューズになじみやすいオフホワイトや白っぽいベージュが上品でお勧めです。
また、ひざ丈ストッキングはずり落ちやすかったり、ゴムの部分が見えちゃったりという、花嫁の失敗談も多いのでお気を付けください。
挙式当日はショーツも特別なものを、とご用意される花嫁様も多いのではないでしょうか。
ブライダルショーツを選ぶポイントは鼠径部を圧迫しないデザインを、ということです。
鼠径部は動脈、静脈、リンパ管、そして神経などが走っている重要な部位ですので、圧迫すると浮腫みや貧血などの影響が出てしまいます。
それでなくても当日は、インナーやパニエのゴムインナー、ドレスの締め付けと普段では考えられない負担が体にかかっています。
挙式途中でお顔がむくんだり、黒ずんだり、貧血で具合が悪くなった…ということのならないように、たかがショーツ、されどショーツなのです。
履き口のきついデザインや鼠径部をゴムで締めるデザインは選ばず、できれば履きなれたデザインを選ぶと安心です。
また、こちらもトイレで上げ下ろししやすように、履きこみ浅目のヒップハング等がお勧めです。
当日ドレスを着付けるヘアメイクスタッフへのエチケットは、ショーツ1枚の姿にならないこと。
ブライズルームでドレッシングガウンに着替える際には、ショーツの上にペチコートやフレアパンツ、ガードル等を着用しておきましょう。